読んだ小説の感想を書いてみたり。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
超短編・500文字の心臓~第110回タイトル競作『K』~に参加。
選評以外の部分で追記。
今回選評掲示板で話題になった謎解きの話題だったりタイトルについて。
私の解釈としてはタイトル競作として理想的な形はタイトル→作品→タイトルというものです。タイトルから作品が書かれたのがわかって、読み終わるときちんとタイトルに帰結しているもの。上手いこと言ったとか、仕掛けがあるとか、そういうのは関係なくてタイトルにきちんと帰結しているかが一番のポイントにしています。作品は好きだけれどタイトルとかけ離れているものに×をつけてます。なので、個人的には×の方が好みだったりすることも多々。
謎解きはですね、私は知識というものは読んだ片っ端から忘れていく人間なので、知識がないと楽しめない作品というのは好みません。知識がなくても楽しめて、知識があるとさらに深く楽しめる作品がよいです。シンプルでも良作というのはたくさんあるのです。絵本のように。そういう意味ではあれだけ謎解き作品があって、正選王がシンプル作品に落ち着いたというのは皆さん何かしら謎解きに対して感じるものがあったのではないでしょうか(という私は正選王に入れていませんが)。
心臓では結果発表後に作者様が自作の解説を色々されていることが多いですが、自分の中では作品の文字数より解説の方が文字数多いのは完全アウトです。言いたいことは全て作品に詰めるべきと考えています。これこれはあの人の言葉を引用みたいなのはわかる人だけにわかればいいんです。小ネタをちょろっと程度でお願いしたいのが本音。