読んだ小説の感想を書いてみたり。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ついったでの感想まとめその3。
『Lost stuffed animal』(かおるさとー様)
8年ぶりの故郷とか、昔の友達との再会とか自分のことと重なって懐かしい気分になりました。あの感情も若い女の子独特の感情ですね。懐かしさと同時に哀愁も感じたり。日常系ささやかミステリーは好きなので嬉しい限り。
『帰途 小景集』(小林様)
どれもよくある話だけど、飽きずに読めるのは小林さんの筆力故。どの作品もタイトルと最後の余韻がいいです。一番好きだったのは「祈り」。なにげない別れ話で二人ともダメダメなのに、何度も読んでしまう魅力がありました。
『にふぇーでーびるにらいかない』(tomoya様)
見せて勝負するオンノベを久しぶりに見て、懐かしくなりました。言葉の選び方、文章の構成、配置、スペースの取り方全てが細かく計算されています。ブラウザの画面は極力大きくした方が雰囲気出ると思います。
『オフクロー!』(いすず様)
ふざけた?世界感をどこまでも貫いているのがよいです。コメディたるものこれくらい読者を殴りに来て欲しい。バブル期のリゲインCMを思い出すような雰囲気。ぜひとも和食のお供に。しかし、誰よりも重労働を強いられているのが主人公という……。
『Te un ek~私とあなたの帰る場所~』(唯胡様)
本筋とは逸れるのですが、タガミというキャラクターについて掘り下げると結構面白くて、なんだかんだで彼も一途だったのであの性格さえなければトオノよりも応援したなあ。や、性格違ったら話にならないし、キャラも変わるけれど。
『JAP!!!』(ろく様)
暴力表現ざくざくではあるものの、教訓とか感動とか一切捨ててエンタメに徹したクレイジーな世界観が読んでいて爽快。三兄弟もいい味を出していて、台詞が好きなのは二郎で、実際にいたら一番いやなのも二郎。
『姉の告白』(ページのP様)
知り合いの話をちょいと思い出しました。短い話なのにお姉さんのキャラクターがしっかり立っています。ぱっと見「帰」という印象はないのですが、よく読むと至る所に「帰」が入っているのが面白いです。
『女神の帰還』(楠沢朱泉)
2年連続トリ位置を取った上に作品完成もギリギリという誰よりもチャレンジャーな作品。読むとイイヨ!